科目名: □衛星通信工学特論
担当者: 石田 健一

対象学年1年 クラス[001]
講義室 開講学期前期
曜日・時限月2 単位区分選択
授業形態 単位数2
準備事項
備考

講義の目的・ねらい(講義概要)衛星通信は、広域同報性、コスト一定性、耐災害性、回線設定の柔軟性など、地上網にはない特徴があり、また、近年では、静止軌道だけでなく、中低軌道の各軌道や衛星間通信などの様々な通信形態が用いられるようになってきた。情報化社会においては、これらを積極的に活用し、地上ネットワークとも協調した活用が期待されている。本科目では、衛星通信工学の概要を理解することを目的とする。
講義内容・演習方法(講義企画)先ず,衛星通信に関する以下の内容について,講義形式で概説する.
1.衛星通信の概要,2.伝送方式,3.地球局(地上部分)と衛星(宇宙部分),4.回線設計

引き続き,参考文献の最初にあげた洋書の一部分について講読を行う.
主として輪講形式で進め、必要に応じて補足説明を行う。
評価方法・評価基準受講態度、レポート、調査・発表により総合的に評価する。特に、輪講で担当部分を正しく理解しているか、その内容をわかりやすく説明できたかを重視する。
履修の条件(受講上の注意)
教科書
参考文献Mark R. Chartrand, Satellite Communications for the Nonspecialist, SPIE, 2004.
永井裕、「衛星通信」、電気書院、1989.
飯田尚志、「衛星通信」、オーム社、1997.
初田健、鈴木博、小園茂、「無線・衛星・移動体通信」、丸善、2001.
大友功、小園茂、熊澤弘之、「ワイヤレス通信工学(改訂版)」、コロナ社、2002.
特記事項(その他)